--- [PR] 当サイトはアフィリエイト広告による収益を得ています。---

プログラミングの便利なテクニック:関数分割とmainからの呼び出し

メリットいっぱいの関数を使いこなそう プログラミング
この記事は約12分で読めます。

プログラミングを行う際に、効率的かつスムーズにコードを管理するためには、適切なテクニックが必要です。
その中でも、関数の分割とmain関数からの呼び出しは特に重要です。
本記事では、この便利なテクニックについて詳しく解説します。

1. コードの可読性向上

プログラムコードが成長するにつれて、main関数が長大化していくことは避けられません。
しかし、main関数が巨大化するとコードが読みづらくなり、理解が難しくなります。
文章にしても、あまりにも長い文章になると理解が難しくなりますよね。それと同じです。
こういった時、プログラムでは関数に分割することで、コードの意図が明確になり、可読性が向上します。

【main()関数内に全て書いた例】

【main()関数での関数呼び出しの例】
細かい処理コードは関数群に任せるようにします。
main()からは必要な関数を必要な場所で呼び出します。

ここで呼び出されている関数群の詳細は次の章で説明します。

2. 再利用性の向上

同じ機能を複数の場所で使用する場合、関数にまとめることでコードの再利用性を高めることができます。
これにより、同じ機能をあちこちに実装する必要がなくなり、コードの冗長性が減少します。

1.のmain()で呼び出している関数群の処理コードを準備します。

このように、処理別の関数を部品のように準備することにより、呼び出し元であちこちに同じコードを書かなくてはならなくなるものも、関数を呼び出すだけで処理されるようになります。
あちこち書き込むよりも数段わかりやすくなります。

3. デバッグの容易化

関数に分割されたコードでは、特定の機能が誤動作している場合、その関数だけを調査すれば良くなります
これにより、バグの特定や修正が容易になります。

4. テストのしやすさ

関数に分割されたコードは、個々の関数を単体でテストすることができます
これは開発において非常に重要なポイントで、個々の関数ごとに機能動作確認を行うことができ、関数ごとにバグ発見と修正を行うことができます。
これにより、テスト駆動開発(TDD)の手法を実践しやすくなり、コードの品質向上に役立ちます。

5. チームでの作業の効率化

関数に分割されたコードは、複数の開発者が同じコードベースで作業する場合に特に役立ちます。
それぞれの開発者が担当する範囲が明確になるため、コンフリクトの可能性が低下し、作業の衝突を防ぐことができます。

6. まとめ

関数の分割とmain(または呼び出し元)からの呼び出しは、プログラミングにおける重要なテクニックであり、コードの管理や保守性を向上させる上で不可欠であり、より複雑なシステムにおいても効率の良いコーディングが実現できます。
ぜひこのテクニックを活用して、より効率的なプログラムを開発してみてください。

コメント

タイトルとURLをコピーしました