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ラウンドパンの手作り方法と道具の紹介

おうちでつくるラウンドパンタイトル ライフスタイル
この記事は約39分で読めます。

パン作りを検討している方に向けた、簡単で美味しいラウンドパンの作り方を紹介します。
自宅で手作りしたパンの香りと食感を味わいたい方におすすめです。

焼きたてのパンの香りが漂うキッチンで、自分の手で作り上げたパンを味わう幸福感は格別です。
その中でも、簡単に手軽に作れるラウンドパンは、初めてのパン作りに最適です!

必要な道具

パンを手作りするためには、まず基本的な準備を整える必要があります。

キッチンスケール(はかり)
パン作りや洋菓子作りは、材料が 1g 違うだけでも出来上がりが変わってくることもあります。
キッチンスケールは 0.1g 単位で測れるものを選ぶと良いでしょう。

クッキングマット
パンをこねる時に使います。こね台です。
大きさを等分に切ったり、大きさの目安にもなるので、メモリのついたマットがあると便利でしょう。

板状のものではなく、薄いマット状のものもあります。
こねている時に少し貼りつきますが、こちらでも可能です。

スケッパー
こねているパンをまとめたり、切ったりする時に使います。

めん棒
普通のめん棒で大丈夫ですが、ガス抜き機能がついているめん棒もあります。
これで伸ばすと、適度にガス抜きができるので、便利です。

ボウル
ボウルは、ガラス製がおすすめです。
パンをこねた後に時間をかけて発酵させます。その際にラップでぴったりと蓋をして発酵させますので、プラスチック製よりもガラス製のほうがラップがぴったりとついて、発酵しやすくなります。

ケーキクーラー
焼いたパンを冷ます時に使います。足のついた網でも代用できます。

ラウンドパン型(トヨ型)
トヨ型と言われるラウンドパンの型は色々な素材のものが販売されていますが、
アルタイト素材の型をおすすめします。
アルタイト素材の場合、油を塗って焼くことを繰り返すうちに、パンが型からスムーズに取り外しやすくなり、また、錆びにくいと言われています。
この型を使用する場合、基本的に型は洗いません。
焼いて型から出したあとは、ティッシュ等でさっと汚れをふき取る程度で繰り返し使います。

材料

  • 強力粉         300 g
  • 砂糖(キビ砂糖)    20 g
  • 塩           5 g
  • 無塩バター       20 g
  • ドライイースト     5 g
  • 牛乳          60 ml
  • 水           140 ml
材料の写真

作り方

【混ぜる】

1.
強力粉、砂糖、塩、スキムミルクをボールに入れてよく混ぜ合わせ、真ん中に窪みを作り、窪みにドライイーストを入れます。

強力粉、砂糖、塩、スキムミルク、ドライイーストをボウルに入れる

2.
ドライイーストを避けて、牛乳を周りに入れ、次にドライイーストの上から一気に水を入れます。

牛乳と水を投入

3.
ざっくりと粉っぽさがなくなるまで混ぜます。

さっくりと混ぜる

【捏ねる】

4.
捏ね台の上に出し、少しずつバターを混ぜて捏ねます。
バターは押しつぶすようにして混ぜれば、溶けていなくてもOKです。

こね台に出して手でこねる

5.
こね台に擦り付けるようにして捏ねていきます。
台に擦り付けながら伸ばし、それをまとめてまた伸ばすことを繰り返します。
最初はベタベタしていますが、こねていくうちに生地がまとまってきます。

擦りつけるようにこねる

6.
指の腹を使ってそっと伸ばしてみて、指先が透けて見えるようになったら終了してOKです。

グルテンの膜の張り具合をチェック

【1次発酵】

7.
生地をひとまとめにして、生地の切れ目を綴じ、綴じ目のあるほうを下にしてボールに入れます。
このとき、ラップが緩んでいると発酵しづらくなるので、しっかりと張ってください。
オーブンの発酵機能を40度に設定し、2倍の量に膨らむまで40分程発酵させます。
または、温かい日であれば、常温で2倍の量に膨らむまで放置します。

発酵

8.
約2倍に膨らむまで発酵したら、生地の真ん中に指を差し込んでみて、生地がすぐに元の形に戻らなければ、発酵完了です。
もし生地がすぐに元に戻るようであれば、10分ほど置いて発酵状態を確認することを繰り返します。

発酵度合いのチェック

【ガス抜き】

9.
一度ガス抜きをします。拳で生地を押し、プシューとガスを抜きます。
こぶしの部分に強力粉(分量外)をつけておくと、手にはりつかずにガス抜きができます。
抜きすぎもだめです。軽く「プシュッ」という程度で大丈夫です。

ガス抜き

10.
ガスを抜いた後、周りから内側へ向けて、生地をひとまとめにします。

生地をまとめる

11.
まとめた生地を捏ね台に取り出します。このとき、生地の切れ目を軽くつまんで綴じ、綴じ目を下にしておきます。

生地をこね台に出す

【ベンチタイム】

12.
固く絞った濡れ布巾を生地の上に乗せ、20分ほど休ませます。
「ねかし」「中間発酵」とも言われています。
このベンチタイムを行うことにより、捏ねて締まった生地を緩めて成型がしやすくなります。
とても重要な時間ですので、忘れずに行ってください。

ベンチタイム(生地を休ませる)

【型に入れる】

13.
生地が更に膨らんでいるので、ここでも軽くガス抜きをしながら、生地を型に合う幅で広げる。
ガスの抜きすぎには注意してください。

生地を伸ばして筒状に丸める

14.
型に軽く油を塗ってから、
生地を端からくるくるとロールケーキのように丸め、型に入れます。
その後、乾燥を防ぐために霧吹きで軽く水を吹きかけます。

型に入れる

【2次発酵】

15.
再びオーブンの発酵機能で、40度50分発酵させます。
型の半分以上まで膨らんだら発酵終了でOKです。
常温で発酵させる場合も、型の半分以上まで膨らむまで待ちます。

型に入れたまま2次発酵
型の半分まで膨らむまで待つ

【焼成】

16.
型の蓋をして、焼成していきます。
型にロック機能がついている場合は、ロックもします。
(私の型はロックする棒がついています)
オーブンを190度で予熱してから、型をオーブンに入れて、40分程焼きます。

焼成する

17.
焼けたら、すぐに型から出します。

焼き上がり写真

18.
型から出したら、ケーキクーラーにまっすぐ立てて、冷まします。
冷ましているときに、乾いたふきんやキッチンペーパーなどをかぶせて、乾燥を防ぎます。

焼き上がり写真

これで完成です。
工程に時間はかかりますが、待ち時間が長いだけなので、計画立てて他のことをやりながらできますよ!

今回使用している材料はこちらです。

アレンジ

焼成をする前の型に入れる工程でチーズを入れて焼けばチーズのラウンドパンになります。
レーズンを混ぜたり、メープルシロップを混ぜるのもおすすめです。
基本のラウンドパンに慣れてきたら、是非アレンジパンも作ってみてください。


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